「宝島社裁判」支援総決起集会が、エルおおさか南館71号室で行われました。
はじめに代表の野瀬さんから、キュア相談所のいきさつと、問題の本「大阪ミナミの貧困女子」との関わり、なぜこの裁判を行っているのかという説明がありました。
つづいて原告の村上薫さんから、本が出版されるまでのいきさつ、当初説明を受けていた「ミナミで働く労働者の苦境を訴える」「ミナミの活性化に資する」内容から、「ミナミで働く女性を『買って』応援」するような差別的な内容の本になってしまったこと、原稿が大幅に書き換えられ、それに同意していないのに出版されたことなどの怒りが訴えられました。
弁護団から、上林恵理子弁護士、仲岡しゅん弁護士が発言され、法的な問題点や、ある意味「世間知らず」の裁判官に、いかにこの本の内容が差別的であるか理解してもらう難しさがあることが報告されました。
質疑応答が行われ、また裁判のキャッチコピーは活発な討論の中で「宝島社『大阪ミナミの貧困女子』差別出版裁判ー絶版と謝罪を求めるー」になりました。また女性差別が問題になっているので、支援集会に男性ばかりが集まるのは良くない、女性の意見が抑圧されるようなことがあってはならないという、厳しい意見も出てきました。大切なことです。人を集めるために、HPやパンフレットの作製も必要だという意見も出ました。
休憩後、表現者からのエールで、ミナミで音楽活動を行っている國領さんと、パギやんこと趙博さんから歌を披露していただきました。
皆さんから会場費カンパを頂き、(9,871円です、ありがとうございます)その後村上さんの「裁判に勝利するぞ!」コール、そして集合写真を撮って、集会は無事、終了しました。
第二回公判は、2月16日(水) 10:30~ 大阪地裁807号法廷です。10時に裁判所に集合してください。
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