第二訴訟も不当判決!

 編集者を訴えた第二訴訟ですが、結審が言い渡された前回の期日後、裁判官に追加の文書を出しており、裁判官はその文書を見てから、判決をだすかどうか判断すると述べておりました。

 ところが本日行われた期日は、いきなり「原告の主張を退ける」「訴訟の費用は原告餅とする」の判決が下され、裁判官はさっさと退廷してしまったのです。
 提出した追加文書について、どう評価したのか、という説明は一切ありませんでした!

 単に不当な判決であるばかりでなく、裁判官が仕事をしないで“閉廷”してしまうという、前代未聞のことが起こったのです。「裁判官は仕事をしろ」「戻って来て説明しろ!」抗議の声が起こります。誰も法廷を出ようとする人はいません。
 裁判所職員は「裁判は終わりましたので、速やかに退廷してください」と言うばかり…同じ言葉を繰り返すばかりです。「裁判は終わっていない!」「裁判官を呼び戻して下さい!」「裁判官が偉いのか?同じ人間ではないのか?」といった怒りの声が響きました。ロボットかAIのように、同じ言葉を繰り返すばかりの職員に対して「あなたの人権が侵害された時に、同じ扱いを受けたらどう思いますか?」と問う人もいました。 

 だいたい25分ぐらい粘ったでしょうか?代理人弁護士が判決文の写しをなんとか入手した後、みんな法廷を出て弁護士会館での集会になりました。

 

 

 弁護士会館での集会では、一切の証人尋問も行わず判決を出した、裁判所は腐っている、悪い裁判官に当たってしまったと、不当な判決に対する怒りやくやしさが述べられました。
 一方、まだ敗訴したわけではない、控訴審があるという話もありました。
 代理人弁護士から、最終稿に対する合意があったかなかったかが争点となっているが、ラインでのやりとりの「私も終了です」という部分のみ取り出して合意があったと判断されていることの再説明があり、判決文の簡単な説明もありました。
 あと「宝島社裁判」本訴の控訴審が始まっており、双方で事前の手続きが行われているそうです。傍聴ができる期日が確定するまで、しばらく時間がかかることになります。

控訴審が、勝負です!
皆さま、引き続き支援をお願いします!

宝島社『大阪ミナミの貧困女子』差別出版裁判

絶版と謝罪を求める